今日は大雨でした


使用を検討しているスイッチングレギュレータ(LM2674M-5.0)が届きました。
最高96%の効率という文句に惹かれたのですが、実際の効率はどのくらいなのだろうか?と思い、評価してみました。
LM2674M-5.0の主要な特徴は以下のようになっています。
・入力:8-40V
・出力:5V(固定)
・スイッチング周波数:260kHz
・出力負荷電流500mA保証

実験は4種類の負荷
・100Ω(100Ωの1/4W炭素皮膜抵抗1本)
・50Ω(100Ωの1/4W炭素皮膜抵抗2本(並列))
・25Ω(100Ωの1/4W炭素皮膜抵抗4本(並列))
・10Ω(10Ωの15Wセメント抵抗1本)
を与えた時の入力電流・出力電流をテスターで測定し、
効率(%)={(出力電流*出力電圧)/(入力電流*入力電圧)}*100
として効率を求めます。

というわけで早速ですが実験に使用した部品とその結果は以下のようになりました。

実際の効率はデータシートに書かれている程良くはありませんでしたが、
70-80%程度の効率は得られるようです。
ICは温かい程度で、触れないほど熱くは無かったです。
インダクタ等を変更して実験を行えばもっと効率が変わるかもしれません。

DSO-nanoでの測定結果ではどの負荷を用いても図のような電圧変動が見られますが、
これがセンサ回路にどう影響を及ぼすのでしょうか。
実際に使ってみて問題があるかどうか調べてみようと思います。